令和7年團菊祭五月大歌舞伎夜の部

松竹創業百三十周年

尾上菊之助改メ八代目尾上菊五郎、丑之助改メ六代目尾上菊之助襲名披露公演

義経腰越状 五斗三番叟

口上

弁天娘女男白浪

でした。「歌舞伎行ったことない。行ってみたい!」という友人を連れての観劇でした。

退院後で体力面ちょっと自信がなかったけど、やはり好きなことは頑張れる。

義経腰越状 は、申し訳ないがあんまり面白くなかった。まぁ三番叟だし一応ご祝儀なんだなという認識。

口上は、新菊之助くんが立派で立派で、感激してしまいました。ホントに立派でした。楽しみです。

弁天小僧は初めて見る人も絶対に楽しめると思ったし、私も昔々に菊之助君でのも見ているので、改めて見たいと思いました。

弁天小僧は、中村屋でも見てるし、七代目の菊五郎でも見てて。菊五郎さんはもう大迫力で楽しかった。

若いときの菊之助くんはまだまだ迫力がないなと思っていましたが。今回とても良かったです。やはり弁天小僧は菊五郎家で見たいですよね。

稲瀬川勢揃いの場を若手でやったのですが、口跡の良さ悪さ、間のとり方の上手い下手がこの年でも出てしまうなと思いました。

新之助くんは、團十郎の悪いところが似てしまって、危険。なんで團十郎はあんなに何言ってるか分からないんだろう。そしてそれが息子にも影響しちゃってる。團十郎はいつものことで、無駄な目を剥く芝居ばかりしてるし、なんというか、日本駄右衛門はもっと重みがないといけないと思いました。

何年かに一度は團十郎を観に行くことにしていて、「もしかしたら上手くなってるかも」という期待を持つのですが、相変わらずなので、毎回悲しくなる。新之助くんにはきちんと誰かが発声から教えてあげてくださいな。