観たり、聴いたり、思ったり
【歌舞伎】二月大歌舞伎 第二部鑑賞(令和5年2月)

二月大歌舞伎第二部に行ってきました。

演目は『女車引』『船弁慶』です。

3階席東で見ました。花道が見たくて。しかし、花道は見えるけど地方は見えないし、
舞台上手は全然見えないので、やっぱり高くても2等を取らないといいものは見られないかな・・・。

『女車引』は『菅原伝授手習鑑の「車引き」を題材に、松王丸、梅王丸、桜丸の妻である千代、八重、春が踊ります。
衣裳でそれぞれがわかります。やはり松王丸の妻、千代は見ればそれとわかります。
「車引き」みたいに喧嘩はしませんよ。

「女〇〇」という演目は結構あって、それぞれに工夫があって面白いです。
特に元の題材を知っていればなおさらです。

 

『船弁慶』は富十郎さんの十三回忌ということで、鷹之資君がつとめました。もう23歳なんですね。
踊りは上手でした。でも台詞がなあ。ちょっと棒。もったいないなあ。


後ジテの知盛の霊とかよく頑張っていたと思うのですが。

【コンサート】小曽根真featuring NoName Horses「THE BEST」(2023/2/4 ウェスタ川越)

ビッグバンドって昔々は流行ったけれど、聴く機会が減ったと思う。
ここ最近はディズニーシーのアトラクションで聴くぐらいでした。

なので、とても久しぶりにビッグバンドの演奏を聴きました。

 

やっぱり好きです。

初めからもう楽しい。金管楽器ばかりだから音も大きいし、リズムもいいから、自然に体が動いてしまう。

昔見た、「グレン・ミラー物語」という映画を思い出しました。
なかなか見る機会はないけど、サブスクで探してみよう。

「グレン・ミラー物語」
https://filmarks.com/movies/6264

アマプラで見られますね。見よう。

パッケージもありますね。


「グレン・ミラー物語」DVD

 

話は戻ってビッグバンドは楽しい。そして、小曽根さんがいつもに増して楽しそうでした。
いつでも楽しそうですけど、18年もやってるぐらいだから、本当に楽しいんだと思います。

JAZZにもいろいろジャンルがあって、私は割とどれも好きだけど、
古いのが好きな人間だから、スタンダードとかこういうビッグバンドとかが好きなのです。

No Name HorsesはBEST盤を出しました。


THE BEST(CD2枚組)

おすすめです。

セットリストはこちらでした。

 

【予約受付中!】『桜姫東文章』Blu-ray、DVD 仁左衛門・玉三郎(2023/4/26発売)

篠山紀信撮影のポスターがとても美しく、コロナ禍でも連日満席になった『桜姫東文章』。
シネマ歌舞伎にもなって映画館でも観られる仁左衛門さんと玉三郎さんの『桜姫東文章』。

Blu-ray化、DVD化が発表されました!
ただいまアマゾンで予約受付中です!
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https://amzn.to/3DwfsgL

  

 

私は、コロナ中ということもあり、都内に出るのが嫌だったので、歌舞伎座には行けませんでしたが、シネマ歌舞伎で観ました。

お二人とも70すぎとは思えないほど美しい!そして濡れ場がエロエロ!いや、露骨なシーンはないんですよ。でももうすごいんです。是非見てください!

シネマ歌舞伎で観た時の感想がこちら。
https://www.arekore.space/2022/04/09/cinema-kabuki-sakurahime1/
https://www.arekore.space/2022/04/29/cinema-kabuki-sakurahime/

【コンサート】海野雅威solo and Talk(2023/1/23 渋谷区文化総合センター大和田さくらホール)

海野雅威(うんのただたか)さんをご存知の方も多いのではないかと思う。
2020年、コロナ真っ盛りの頃、ニューヨークで、コロナを流行らせたのが中国人だということで、
向こうの人は中国人も日本人も韓国人も見分けがつかないから、
「中国人は出ていけ」と8人の若者から暴行を加えられ、ピアニストの命ともいえる右肩を複雑骨折。
2度の手術と長いリハビリを経て、復活したジャズピアニストだ。

アジア人へのヘイトもあっただろう。よくわからない。

とにかく、無事ピアノの演奏ができるようになった海野さん。

ピーター・バラカンさんとの対談もあり、いろいろ考えさせられるコンサートだった。
バラカンさんも「僕が『ガイジン』と言われるのと同じですよね」と言っていた。

演奏曲目は次の通り。

全然決めていなかったのか、その場の雰囲気で決めたみたいだった。

最後の曲は「何がいいかなぁ、ブルースがいいですよね。即興でやります」
ということで、タイトルもまだ何も決まっていないので、「Blues」。

CD買って帰ってきました。サイン会も並びたかったけれど、ちょっと夜が遅いんでね。
田舎者なので、サイン会には並ばず、失礼しましたよ。

NHKスペシャルで特集が前にあったので、その予告編のYouTubeがこちら

海野さんのCDはこちらから。そんなことがあったとは思えないほど元気をもらえるCD。

get my mojo back

そうそう、バラカンさんはYMOとも交流が深いので、高橋幸宏さんが亡くなって、って話もしてました。
細野さんが追悼メッセージをTwitterに英語であげたいから訳してくれって連絡があったそうで。
音楽は人と人とをつなぐね。

【演奏会】女流義太夫演奏会1月公演(2023/1/22 紀尾井小ホール)

2023年最初の公演仕事は女流義太夫演奏会でした。
22日まで公演仕事はなかった・・・。やばいよなあ。
公演自体が少ないということもあるけれど。

めずらしく1月から紀尾井小ホールでの公演でした。

紀尾井は勝手知ったるなんとやらで、打ち合わせも今月は特に変わったことがなかったため、
電話とメールで済ますことができ、しかもホールに入ったらもう完璧。

スタッフさんとの信頼関係は本当に大事です。

紀尾井小ホールは5階なので、非常に眺めがいいです。
晴れていれば、というか雲がなければ富士山がきれいに見えるのですがこの日は残念ながら見えませんでした。

演奏は『絵本太功記』から「夕顔棚の段」と「尼ヶ崎の段(前)」
『碁太平記白石噺』から「浅草雷門の段」と「新吉原揚屋の段」
チラシに書きそびれたのですが、「浅草雷門の段」は女流でやるのは相当久しぶりだったそうです。

あとは今月から「宵ぶれ」が復活しました。
休憩中に、次の月のお知らせを幕内からするのです。

私は女流義太夫は口上と、宵ぶれがあるのがやはり「らしい」と思います。
コロナで手伝いを減らしたり、一斉に並んで大声を出すことに懸念があったために宵ぶれができなかったのですが、
まぁコロナ感染者は相変わらず多いけれども、

「なにとぞ来月も賑々しくご来場、御願いたてまつりまする」チョン!

 

【演奏会】邦楽名曲選II 鎌倉~安土桃山 国立劇場第204回邦楽公演(2023/1/14)

国立劇場さよなら公演 邦楽名曲選II 鎌倉~安土桃山

正月は国立劇場では必ず三曲公演と長唄公演がありましたが、
今年の秋から建て替えにはいるため、昨年秋から
「未来へつなぐ国立劇場プロジェクト 初代国立劇場さよなら公演」
として、さまざまな見ごたえのある公演を行っています。

その第二弾として、今回の公演がありました。

公演時間がとても長く、びっくりしましたが、
演目内容はとてもいいので、聴きごたえがあるものでした。

しかし、国立劇場は去年も思ったけれど、なんだか地味になっていますね。
もう建て替えが決まっているからか?

昔は国立劇場に見に行くと、「わー、さすが国立」と思ったものですが・・・。

【展覧会】大安寺の仏像展(東京国立博物館 2023/1/2~3/19)

初展覧会。

大安寺の仏像展

トーハクに行ってきました。

「大安寺の仏像展」でした。平成館ではありませんでした。
3月からは東福寺展がはじまります。

大安寺は奈良に修学旅行以外で初めて行ったときに行きました。
がん封じのお寺としても有名です。
そして本当は大伽藍があって、七重塔があったそうです。
たくさんの立派な僧たちが大安寺で修行して、出ています。
のちの弘法大師、空海もそうです。

いいお大師様蔵がありましたので、写真に収めました。
「大安寺の仏像展」は写真撮影可のものが多くありました。

【歌舞伎】寿初春大歌舞伎(2023/1/11 第一部観劇 歌舞伎座)

令和5年 歌舞伎座「寿初春大歌舞伎」第一部を観てきました。

初芝居。

『卯春歌舞伎草紙(うどしのはるかぶきぞうし)』

猿之助、愛之助、勘九郎、七之助はじめ、若手勢ぞろいでとても華やかなお正月らしい舞台でした。

やはりお正月の歌舞伎座はいいですね。

『弁天小僧女男白波(べんてんこぞうめおのしらなみ)』

出演者を見たときに、「弁天小僧は七之助じゃないのー?」と思いました。
でも南郷力丸を勘九郎がやるので、あまりにも中村屋色が強くなってしまうからかなとも思いました。

弁天小僧菊之助は愛之助でしたが、これが意外によかったです!
よく考えたら、私は愛之助の女形を観たことがなかったので(立役は何度もあるけれど)
愛之助の女形も結構よかったです!
「俺ア尻尾を出しちまうよ」と男に戻ってしまうところもなかなかよかった。
勘九郎君とのからみもよかった。
勘九郎君だっていつも七之助とだけで兄弟でばっかりやるのも芸がいつも同じになってしまいそうですものね。

2023年の初芝居はとてもよかった。今年の狂言立ては2月もいいと思っているので期待できそうです。

【読書】『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ著 新潮社

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』読了。
小説なのかと思って借りたのだが、どっちかといえば連続エッセイになるかな。

人種差別やアイデンティティの問題は日本で日本人として生活していると、全然感じることがない。
これはイングランド(ブリティッシュというべきなのか?)での話だが、アメリカじゃなくてもこんな感じなんだ、と思ったと同時に、アメリカはもっとひどいんだろうなと思った。
まだ連載が続いているらしいので続編があるなら読もうと思う。

でも日本も差別はあるよね。
私は岡山の小学校でそれを目の当たりにしたことがある。当時は全く意味がわかっていなかったけど、あとから考えるとそういうことだったのかと思った。
首都圏では殆ど差別は無いだろうけど、実家のある野田は昔、差別問題で事件(?)が起きたことがあるくらいだ。
新興住宅地に住んでいる私には気づかない問題だった。

この本はハーフ(これも微妙に差別用語らしい)の息子の学校生活と、作者である母親(日本人)と父親(イギリス人。イングランド人ではなかったような)の家族の話が、息子の生活中心に書かれているもの。

日本にいると本当にわからないことや考えたこともないことがとても興味深い。オススメ。

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2』

【演奏会】読売日本交響楽団 第254回日曜マチネシリーズ 2023年初演奏会でした!

2023年初の「演奏会はじめ」は
2023年1月8日(日)東京芸術劇場コンサートホールでの読売日響の「第254回日曜マチネ―シリーズ」でした。

邦楽の仕事が本業なのにクラシックかよ!という声が聞こえそうです。
しかし、邦楽は最近では1月からは演奏会が激減するのです。
昔はお正月は結構忙しかったのですけどね。
ホテルとかデパートとかで箏や尺八で『春の海』の演奏依頼など当たり前でした。
今はさっぱりですね。
昔は元日から私も着物着て、演奏家に何曲か弾いてもらって、調弦変えのところを司会者兼解説者などしてつなぐなどしていましたよ。そんなの「今は昔」ですね、

さて、今日の演奏会のプログラムは下記の通りです。

目当ては山田和樹さんです。
コロナになってから海外からの指揮者が来られなくなったのと、
大好きだったメータが高齢になり、なかなか来日できないのとで、
日本人指揮者を追っかけようと決めたからです。
ふたり追っかけています。
山田和樹さんと川瀬賢太郎さんです。

というわけで、新年一発目は山田和樹さん指揮の読響にしました。
山田和樹さんの「あけましておめでとうございます」を聞けましたし。お得。

曲目は
チャイコフスキー 〈眠りの森の美女〉から“ワルツ”
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番
チャイコフスキー マンフレッド交響曲
でした。

ピアノはイーヴォ・ポゴレリッチさんです。
若い指揮者に対し、もう結構なお年のポゴレリッチさんでしたが
とても聴きごたえのある演奏でした。
浅田真央ちゃんのフィギュアで滅茶苦茶有名になった曲ですね。
あれは1楽章しか使っていませんけど。ぜひ皆さんには全曲通して聴いていただきたいです。

最後の『マンフレッド交響曲』は初めて聴きましたが、
パーカッション奏者大活躍の曲でした。
今回はスヴェトラーノフ版での演奏だったそうです。
知らんがな。
そこまで詳しくないわい。

本日もらったプログラムには
「黛敏郎と矢代秋雄-三島由紀夫との交差-」という読売新聞文化部記者 松本良一氏の記事が載っていて
なかなか興味深く読みました。

ことしもしっかりクラシックも聴いていくつもりです。

ラフマニノフ、何がオススメかな~と調べてたらラフマニノフの自演がCDになってますね。
私だったら、1枚と言われたらこれを買うかな。

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